グラミー賞セシル! ベスト・ジャズ・ボーカル・アルバム! それと12歳の神童ジョーイ・アレキサンダー

セシル・マクロリン・サルヴァントがベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムをフォー・ワン・トゥー・ラブFor One To Loveで受賞した!前作Woman Childが2014年のグラミーの同部門にノミネートされて今回2回目での受賞。順調だね。これほどの才能に日本のメディアは鈍感だなあ。ウェブを検索しても、ほとんど動きが見えない。なぜなんだろうか。ま、日本のメディアがどうであれ、この人はいずれさらに磨きをかけたボーカリストになるだろうね。

「フォー・ワン・トゥー・ラブ」のジャケットの絵は自分で書いたもの。絵をコンサート移動の間の息抜き(evacuationと表現しているから、文字通りの意味は「容器などを空にすること」「排出」。頭にたまったイメージを排出する、という感じだね。)に行っている。

今回のグラミーの2部門にノミネートされたインドネシア・バリ島生まれの神童ジャズピアニスト、ジョーイ・アレキサンダー(Joey Alexander)もセンセーションだった。どちらも受賞には至らなかったけれど、ベスト・インプロバイズド・ジャズ・ソロはジャイアント・ステップスGiant Steps(いうまでもなくコルトレーンの)、ベスト・ジャズ・インストルメンタル・アルバムはこの曲を含むマイ・フェイヴァリット・シングズMy Favorite Things。YouTube音源があるから見て聴いてください。カウンターメロディもハーモニーもモチーフ展開もインタープレイもリハーモニゼーションもタイムもフレージングもぜーんぶある。この年でこの全部ができているのは神様からの贈り物だ、と言っているコメントがある。元祖ジャイアント・ステップスのピアノは30歳のときのトミー・フラナガン、別テイクのシダー・ウォルトンだって26歳だよ。聴いたらわかるけれど、たしかに驚異!ベースソロに渡す前の6分30秒から~7分10秒までのソロの充実、4小節交換のアイディアの多様性、うーんすごいぞ。演奏後のニカニカ笑顔がまた可愛いですぞ。この男の子(としか言えないよね)はこれからどんなことになるのだろうか。

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