Judy Blue Eyes の       ジュディ・コリンズ

ジュディ・コリンズ(1939~)は確かにきれいな青い目をしている。この人もNHK-FMの世界の音楽で結構かかったんじゃないのかな。ワシントン州シアトル生まれ、コロラド州デンバー育ち。父親は盲目のラジオDJだったそうだ。夫がコネチカット大学の教員だった関係で彼女のフォーク・グループが注目され、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジへのデビューとなる、という流れ。ジュディ・コリンズが取り上げてヒットし、それによって有名になったシンガーソングライターたちは少なくない。ランディ・ニューマンRandy NewmanのI Think It’s Going to Rain Today、とレナード・コーエンLeonard CohenのSuzanne(1966年の6枚目アルバムIn My Life)、ジョニ・ミッチェルJoni MitchellのBoth Sides, Now(1967年の7枚目アルバムWildflowers)、そしてサンディ・デニーSandy DennyのWho Knows Where the Time Goes(1968年8枚目同名アルバム)それぞれに所収。目利きジュディの面目躍如というところ。

青い目のジュディに恋したステーブン・スティルスがベースとギターで参加している8枚目大ヒットアルバムWho Knows Where the Time Goes所収のSomeday Soonがとてもいい感じ。バディ・エモンズのペダルスティール・ギターが光る。エモンズは1967年頃に友人のカントリーの大物Roger Millerロジャー・ミラーの紹介でナッシュビルからLAに移ってスタジオ・ミュージシャンとして活動し始めていた。その最初のレコーディング・セッションがジュディのSomeday Soonだったらしい(wiki情報)。「Big E」「世界最高のステール・ギタリスト」と言われた人で、残念ながら去年死んじゃったけど。この人もプロのミュージシャンが尊敬し、慕うミュージシャンズ・ミュージシャンの一人。1963年にはジャズ・ミュージシャンたちとSteel Guitar Jazzというなかなかの名盤も残している一方、カーペンターズの大ヒットアルバムA Song for You(1972)のトップ・オブ・ザ・ワールド(アグネス・チャンがカバーしましたね)、Now & Then(1973)のジャンバラヤでもバディ・エモンズはグルーヴィなプレイを聞かせる。ベスト盤には当然ですが両方入ってます。

Someday Soon。ロデオ(荒馬乗り)の男に恋した娘が、両親に反対されても(反対されるとなお燃えるというのは古今東西同じか?)いつかもうすぐ一緒になるわ、という他愛ないラブソング。若い頃に自身がロデオ乗りだったカナダのイアン・タイソンIan Tyson(1933~ バンクーバー育ち、1958年以降主にトロント、自分の牧場のあるアルバータ州で活動)の曲。ぼくが持っていたのは廃盤LP「青春の光と影 ベスト・オブ・ジュディ・コリンズ」のオープニング・チューンだったけれど、今入手可能なベスト盤はこれ。

1990年のグレアム・ナッシュの番組でジュディ・コリンズが出演し、サプライズゲストの形でスティルスが登場してコリンズ ウィズ スティルス=ナッシュでSomeday Soonを歌ったyou tube 音源、とってもいいです。

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